第16回 清滝街道磐船街道  門真 - 生駒   2003年9月22日


 古くから大和と北河内を結ぶ道で、清滝街道は
守口街道とも呼ばれ、元は「行基の直道」ではないか
といわれている。
 街道の起点は、守口市本町2丁目南側にある道標
「右ならのさき道」の位置からだが、現在の地図では
場所を確認できなかった。
しかし、古川町から常盤町、常称寺町、宮前町にかけて
旧道が残るとされ、門真市駅を起点に東へ向かった。
 (午前10時出発)







 駅を降り、京阪本線の南側を通り、京阪古川駅を超え
ると古川に架かる古川橋がある。
 門真市駅へ続く道なので、商業車の通行が多く、街道
風景はない。「古川橋」を渡るが、旧道の古川橋はこの
20mほど南にある。

 しかし、橋向こうの常盤町、そしてその北側の常称寺町
にかけて、京阪線に寸断され、駅前の開発のためか街道
の手がかりになるものは道沿いに見つけられず、宮前町へ
向けて府道158号線に沿って進む。





 宮前町に入ってすぐに、「産土(うぶすな)神社」が道に面してあった。


 巣本の交差点で府道
158号線は終わり、21
号線、国道163号線と
合流する。

 街道は交差点より20m
ほど南下したところから
東へ進む。








 堀溝、蔀屋本町の中ほどを抜ける住宅街を通る。
蔀屋西の信号機の場所で国道163号線と合流し、
50mほど進み、四條畷市消防署手前で北東へ分岐する
旧道へ入る。


















































 ---説明板より----------------- 
 本市の中央部を東西に貫く古道は、清滝街道と呼ばれ、多くの人々に利用されてきた。
蔀屋西端から東へ山間を越えて下田原に至り、磐船街道と交差する約7kmのこの道は、古代
より河内と大和を結ぶ重要な道であった。 戦後は国道163号として整備され、平成2年
には清滝トンネルが開通し、急坂が解消されて、いよいよその重要度が増している。
 数字を付して西から古道をたどると、
(1)は本市で最も古い道標で「これより東清滝」と刻まれ、延宝3(1675)年に建てられている。
(2)蔀屋浜は寝屋川舟運の要地であった。道は清滝川北岸沿いに外環状線を横断、体育館を左に
東進する。

(3)雁塔・西征戦死招魂碑の前を過ぎ、JR片町
線の踏切を過ぎると、






(4)中野派出所前。ここは明治7年に中野屯所が
設置された所。児童公園は旧役場跡地で、このあた
り約100mは東高野街道と重なる。





















(5)道標を過ぎ東進すると、左の高台は


(軒先の道標)
 『右 清滝街道
  すぐ東高野街道』

(東高野街道はこの家左手
を直進する)







(6)白鳳時代創建の旧正宝寺跡。清滝川の北岸
をたどり、


(清滝川は溝程度の幅が続き、このあたりでは
半ば暗渠と化しているが、車も通らず道幅は1m程度まで
細くなる箇所もあり、まったく歩行者向きの道)









(7)国中神社の鳥居をくぐり約800m登ると
163号と交差する。ここから先は国道改修工事
により姿を変えているが、一部は山間の古道の姿
を残している。

(このあたりは数少ない街道風景の残るエリア)










































(寝屋川市、四條畷市、門真市方面が一望できる。)

(トンネルの上には道は無く、竹やぶをかき分け
無理やり上ると国道に出る。)



(国道からわき道へそれると水道局ポンプ場がある)


(8)水道局ポンプ場からは古道が整備され、登
りつめた右側には




(9)府指定文化財の五輪塔がある。
 峠から東は街道と国道がつかず離れず下田原へ
と続き、集落の入り口で分かれて東へ進む。

----- 五輪塔 説明板------------
逢阪 石造五輪塔 (1336年)
府指定文化財・高さ約2m
 この五輪塔は上の方から空・風・
火・水・地の五つの部分からなり、
密教思想を伝える鎌倉時代の様式を
あらわしています。
 塔には建立の年も刻まれ、四條畷市
で最も古く、大きさも立派なものです。
 「逢阪千軒」といわれ賑わったこの地
にふさわしい文化財といえるものです。
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(このあたりで清滝峠を超えるが、眺望はよくない)




(国道に合流した下り坂はトラックも多く、歩道幅も
不十分なので気をつける。
飯盛霊園を過ぎ、下田原西の交差点で住宅街へ
曲がる)





(10)天満宮

(街道は直進する)




















(11)西川大吉翁の珍しい墓塔型道標を見て、






(12)前川橋を渡る。
(四條畷市下田原 このあたりで14時になり、弁当
を川沿いの柵に寄りかかり立って食べる。
弁当を使えるところがなかった。)






















北200mには
(13)耳なし地蔵を祀る法元寺。





南200mには(14)照涌井戸。



 道は川沿いに高橋を渡り、磐船街道と交わる。
橋の手前には
(15)大正八年建立の府県境標石がある。
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清滝街道はここで終わり。

高橋を渡ると磐船街道が
南北に伸びる。











 磐船街道は国道168号線と重なる。
高橋から500mほどで国道は同じ168号線で
二つに分かれる。
西側の分岐が旧道(県道125線?)。
そこから600mほどの生駒市南田原町で
 住吉神社を左手に見る。











 住吉神社から250mほどで国道と再び合流し、
幅4車線の車道が延びる。


 街道風景は絶え、新興商業地、住宅地が続き、
1号奈良生駒線、辻インターを超える。

 









 15:50、近鉄奈良線 東生駒駅に到着。
 26,740歩 6時間弱の行程だった。














* 道標の見方で『すぐ』とあるのは、時間・距離が短いことを指すのではなく「真っ直ぐ」の『直ぐ』
   の意であるという、読者からのご指摘がありました。まったくその通りです。訂正致しました。(2004/7/6)





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